「学校行きたくない」…夏休み明け「自殺」からわが子を「守れる言葉」「ダメな言葉」(橋爪 大三郎) @moneygendai
自ら命を断とうと考えるのは人間だけ
自殺は、自ら命を断つこと。
こんなことをするのは、人間だけだ。
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動物は自殺しない。飛んで火に入る夏の虫、はどうなのか。虫は死を選んでいない。本能のプログラムで動いているだけだ。動物の本能は基本、命を守るようにプログラムされている。
人間もふだんは、自分の命を守るように行動する。でもたまに、自分の命を危険にさらす。自分の命より大事なものがあるからだ。
子どもが、クマに襲われた。それをみた親は、体当たりして、子どもを救おうとする。クマのほうが強いとか、自分が危ないとか、考えているヒマがない。必死でぶつかるとクマがひるむ。大事なもののため、自分の命を省みず、勇敢に行動できる場合がある。
こういう行動がとれるのは、人間の誇りである。
自分の命より大事なもの。誰かの命や、人間として生きる意味(自分の尊厳や社会の正義や…)である。人間は、命を犠牲にしても、それらを守ろうとする(ことがある)。
だから人間は、自殺する(ことがある)。自殺は、エネルギーもいる。勇気もいる。
自分で自分を殺すことだからだ。そして、理由がいる。自分で納得しないと、自殺はできない。
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